ジョイアというのは特別なバラです。
フランスの育種家フランシス・メイアンが精魂込めて作り上げ、
母親にささげたので、最初は(あるいはフランスでは今でも)
マダム・アントワーヌ・メイアンと呼ばれました。
それが第2次大戦下に、イタリア・ドイツ・アメリカにもたらされ、
それぞれの国で生き続けていたのです。
終戦を記念して、アメリカで「ピース」という名で発表したのが
コナード・パイル社です。
ドイツでは「グローリア・デイ」
イタリアでは「ジョイア(喜び)」と名づけられました。
個性的なノバラの遺伝子を組み合わせて誕生した美しいバラです。
|