不思議なトマト

うちの子とわたしはアレルギ症ーです。

陽介は果物をはじめとする食べ物と、草に弱いようです。

私はほこりやタバコの煙ややはり草の類。

温度の急激な変化でも顔が真っ赤になってしまいます。

さて、陽介ですが、果物で何の心配もなく食べられるのはバナナだけ。

あとのものは本人がおいしい! といって食べても
すぐ後で唇やのどが腫れてしまいます。

ですから、野菜や果物を食べたくなくてアレルギーの
せいにしているのではありません。

パッチテストでも明らかだし・・・

特に、ナス科の野菜類はヒスタミンが多いんですよね?

これらに関しては私も食べ過ぎると症状が出てきます。

そこで、夏の味覚トマトもこれまでは生の状態では
食べられませんでした。

ところが、うちで作っているトマトをこれまでに数回、

サラダやカプレーゼとしていただきましたが、何の症状も出ないのです。

最初の一口は、おそるおそる、でもmammmaが作ったのだから少しだけ味見しよう。といって口にしました。

           (写真は黄色い小さいトマトの花)

そしてそのおいしさに  (自分で言うのも変ですが、熟すまで親の木に
くっついていて、採りこんですぐに食べるとどんな野菜も果物も断然おいしさが違います。)

びっくりしてさらにもう一口。

普通ならそろそろ症状が出てくる頃です。

ところが何の変化もなく夕食を終えました。

ごく小さい頃、まだ自分で症状に気がつかない頃は、
後でおなかの具合が悪くなったり、
顔にぶつぶつが出てきたりしましたが、今回はそういうこともなく、
我が家のトマトに関しては食べても大丈夫と言うことです。

理由として考えられることはただ一つ。

無農薬野菜であるということだと思います。

ごく初期にかびの予防液をすこし散布した以外は何も使っていません。

できるだけ水をまくときに注意して、葉っぱや実にかからないように
畝のくぼんだところへ流し込むようにしています。

小さい頃に住んでいた家の大家さんが、庭いっぱいにたくさんの野菜を
作っていて、夏にはおやつに完熟トマトを食べさせてくれました。

その頃の記憶をたどって柵を作り、インターネットで水のやり方を勉強し、
隣人のアドバイスに耳を傾け ・・・

息子に完熟トマトを食べさせることができて幸せです。

                Keiko

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